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そこはかとなく

そこはかとない記録
2022
07,18
今日は3コマのペン入れだけ進むっ!(・ゞ・)すわっ
進歩してませんが残り2頁。明日もできるか微妙だけど少しは進めたいなぁ。

そしてやっぱり全然話が進まないコレ↓
もうこの後一気に教皇暗殺に進むしかないくらいのダラダラっぷりですが、よろしければどうぞ…

ーーー

アフロディーテは俺と喋ってからシュラとも喋ろうとしたが、何故か断られていた。

「教皇への報告がまだだしコイツ疲れてるようだから今度でいいか?」
「今は特に任務入ってないし、いつでもいいよ」

「デスマスク、早く済ませてしまおう」
「え?別に今喋ればいいじゃん、休憩にもなるし」
「行くぞ」

そう言ってグイッと手を引かれる。
コイツ早く終わって休みてぇのかなぁ…とか考えながら俺はアフロディーテに手を振った。

ーーー

「なぁ、おい、手ぇ離してくれよ、歩き難い」
「……あぁ、すまん」

「ここの階段は一番急だが大丈夫か?もっとゆっくり上った方がいいか?」
「へ?そんな気ぃ遣わなくていいぞ、黄金聖闘士だぞ」
「…そうだな、すまん」

「今まで悠長にしてたのに急にどうした?トイレでも行きたいのか?」
「いや、大丈夫だ」

何をいきなり焦り出したのか。
双魚宮を出てからシュラの様子が変わった。

「あ!!」

「どうした?!」

突然大声を上げた俺に驚いてシュラが振り返る。

「あぁ…いや、アフロにお土産買ってきてやるの忘れてたなぁって…」
「アフロディーテに?」
「まぁまた今度でいいや」
「……」

「お前は、いつもアフロディーテにはお土産を買ってくるのか?」
「前にアフロが欲しがってたやつ任務先で見かけてから、何となく続いているな。俺、聖域でちゃんと喋ったりするのアフロとシオン様くらいだし」

「お前はそういう事しねぇの?」
「貰えば返す事もあるが…」
「やってんじゃん」
「……」

「お前、アフロディーテとは仲良いんだな…」
「寧ろ俺にはあいつしかいねぇっつーの、お前みたいに人脈広くねぇもん」
「……」

「どうした?」
「もう少しで教皇宮だ」
「あぁ…」
「行くぞ」

「へ?ちょっ…!」

また黙ったかと思えば再び急に手を引かれて階段を一気に上らされる。

「おい、シュラ!いきなり何っ…離せよ!」

「嫌だ!」

「は…はぁ?!」

結局そのまま離してもらえず教皇宮に到着した。

ーつづくー

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