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そこはかとなく

そこはかとない記録
2024
01,11
なんと…前回の記事以降またも体調を崩し、インフルコロナ陰性でただの風邪による発熱が数日治らず(゚∀゚`)でもやっとほぼ回復。36.7から38.5まで跳ね上がったりアップダウン激しくて体温計壊れてるのではと思っていた…。

何を言いに来たのかといえば、明日のシュラ誕は何の提供もできません(・ゞ・)…

しかし、折角だしなぁ!!!>(゚Д゚)

という事で、昨年のシュラ誕(要するに1年前)にネタ出しして描いてない話を↓に貼り付けておきます。漫画にする前提の走り書きなので状況とか誰が喋ってるか全くわからないやつです。脳内妄想フル回転で補正をお願いします。漫画にできるかは不明…。ちょうど体調不良ネタだったので。
回復したら何かチマ漫画を描く気ではいますが、星祭りの準備もあるので山羊座期間終了後になるかも。

あ、急に思い立ってパラ銀west3の委託申し込みました。チラシも何も付けないのでほんとただの委託ですが西寄りの方はよろしければどうぞ。

では皆さまはハッピーなシュラ誕をお楽しみくださいませ!
私も寝ながら脳内山羊蟹劇場を満喫します(・ゝ・(゚∀゚)b
最近はデスマスクが積極的なのでシュラを独占するために後先考えずどこかへ連れ出す感じで。

(´・ゝ・)「お前の誕生日じゃないんだぞ。なぜ俺が旅費を出すんだ」
(゚∀゚`;)「そこはじっくり後払いするっぴ…」
(´・ゝ・)「それ"じっくり"してやるのも俺の方だろうが」
そぅら(´・ゝ・)σ≡σ(;´Д` )ぴっぴぃ…
「自分ばかり得して悦くなってズルけしからん」

何かこういう時ってスマホとかの画面も短時間しか見れないですよね。気持ち悪くなる(゚∀゚`)
よってこれも一度に書いているのではなく分割して書いております…風邪にはお気をつけて…

ーーー

「恋人同士じゃないんだけど完全に恋人同士も同然な山羊蟹」

1月12日、シュラの誕生日
珍しい事が起きた

「調子が悪いぃ〜?」
「あぁ…」
「確かに声ガッサガサだけど」
「熱がある感じはしないが喉が痛くて怠いから寝かせてくれ」
「……」

健康の擬人化かってくらい健康なシュラが体調を壊した

「……なぁ、何か欲しいもんとかある?」
「……」
「……もう寝てやがる……」

「……」

双魚宮
「シュラが体調不良?珍しいな、10年ぶり…いや20年ぶりくらいか?」
「それ俺らまだ出会ってねぇし」
「昔、サガが問題起こした後に過労でぶっ倒れたくらいだよな」
「あぁアレね」
「お前また毒入りのクソまずい薬作ってやれよ」
「でも今回は大人しく寝てるんだろ?」前は寝なかったから毒で寝させただけで
「いいじゃん、君が癒してやれば」
「俺が?」
「君だってできるだろ?コスモで」シュラはそういうの苦手だけど

コスモ…

磨羯宮
ドンドンドンドン!
「おーいシュラァ!」
「おいミロ!静かにしろ!」
「あ、デスマスク、シュラ出て来ないんだけどどこにいるかわかるか?」
「今日は調子悪くて寝てんだ、大声出すな!」
「え?シュラ調子悪いのか?大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ、大したことねぇ」
「なぜお前にわかるのだ」
「はぁ?俺は朝会ってっから…」
「シュラが体調崩すなんてないじゃないか、本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫だって、て言うかお前ら何の用だよ」
「何の用って、誕生日だからプレゼント持ってきたのだが」
「あー、そうだな、俺が渡しといてやる」
「はぁ?何でお前に?自分で渡すし!」
「だから今は寝てるからやめてくれ」
「それはわかったけど、何でお前が仕切ってんの?お前ってシュラの何なんだよ?」
「……」
「おいミロ、2人の付き合いが長いのはわかってるだろ」
「俺やカミュと数年の違いだろ?俺だってずっと聖域にいるし!」
「そういう事ではなくて…すまん、出直す」
「あ、あぁ…そいつ任せた…」
「……」

私室の扉カチャ…
「あ…悪い…起こしたか…」
「いや…お前が来るのわかって目が覚めた」
「何だそのセンサー」
「ふっ…寝てる間に魂取られたらたまらんからな」
「……あぁ、そいういうやつ……」
「?」
「今誰か来てたのか?」
「お前誕生日じゃん?ミロとか来てたんだけど」
「そうか…通さなかったのか」
「……」
「寝てるかと、思って…通した方が良かったのか…?」
「どっちでも、お前に任せる」
「へ?俺に?」
「まぁ今あいつの騒々しいコスモ当てられると余計に疲れるだろうな」
「だよなぁ〜」
「……」
「……なぁ」
「ん?」
「俺の、コスモは…大丈夫なのか」
「あぁ」
「そうか…」
「はぁ…」
「怠そうだな。起きてなくていいぞ、俺行くし、今日は磨羯宮に寄るなって知らせてくる」
「悪いな…」
「アフロん所行ったけど薬作ってくれないんだってよ」
「あれはもう2度と見たくない…」
「何か欲しいものあるか」
「いい、また少し寝る」
「うん…じゃあな」
「あぁ…」

夕方、磨羯宮
……また来てしまった……
って、別にシュラ相手に遠慮する事なんて無ぇか…
扉カチャ
「……」
まだ寝てるのか?
……俺が来たら起きるんじゃねぇのかよ
ゴホッゴホ!
あー…咳に変わってきてる?完全に風邪じゃん
ゴホッゴホッ…ゴホッ
こんな咳いても起きないもんなんだな
「……」

ーコスモで癒せば?ー

できない事はない、寧ろこいつより得意分野だ
手をかざそうとする

ーあれが女神を守護する黄金聖闘士のコスモ?ー
ー何て歪なコスモなんだー
ー気持ち悪くなるー
ー殺しすぎるとああなるんだなー

止めて、手を引こうとする
「いい、続けろ…」

ドキ!

「楽にしてくれるんだろ?」
「おま、起きて…って!違ぇよ!殺さねぇよ!!」
「わかってるって、そうじゃなくて」

喉を指差して
「ここ、楽にしてくれるんだろ?」
「……できるか、わからない……」
「俺はもうずっと、殺しにしか使ってねぇし…」
「できるだろ、黄金聖闘士だぞ」
「……お前とは違う」
「同じだ」
「……」
「殺すくらい、俺もしている」
「お前のと俺のは「いいからやれ」
「……」
シュラの喉元に手を置く
瞼を閉じるシュラ

真っ暗じゃない、紫を落とした宵闇
やがて星は流れる
(月は)死へ、そして誕生へ
その生涯を照らし出しているのは…
落ちた星は蟹座(母)に還る
何も怖れるものはない
光は再び母(ここ)から生まれるのだ
それはピレネーの山奥で、昔よく見た…

「……ラ」
「……シュラ」
「……」
「……気持ち悪く…ないか?」
「……全然」
「って、泣いてんの?!何で?!」
「いや、ちょっと感動して」
「え?何が?」
「なんでもない」
「はぁ?やっぱ悪化してんじゃねぇの…」
「喉のイガイガは楽になったぞ、声が戻っただろ?」
「そう……か」

デスマスクの手を取って起き上がるシュラ
「お前はいつも考えすぎだ、賢いのも困ったもんだな」
「……」
「考え過ぎて、昔の俺みたいにぶっ倒れるなよ」
「いやお前のアレは逆に何も考えてなくてオーバーワークになったんだろ」
「酷いこと言うな」

「……ありがとう、コスモ、使ってくれて」
「……まぁ、お前なら万一殺しちまってもどうにかなるかなって」
「そういうのは全く無かった」
「静かで、心地良い涼しさを感じる中、輝いていた」

デスマスクを引き寄せて抱き締める
「……輝いていた……ちゃんと、お前は……」

ーお前は黄金聖闘士なんだよー

「……また泣いてんのか?まったく病人は涙もろいな」
「お前なんか紙で指切っただけで泣くだろ」
「俺様ビンカンだから痛いと自動的に涙が出ちゃうんですー」

「俺は、お前のコスモ嫌じゃない」
「……」
「お前を感じると全身が沸き立つんだ、嬉しくて目も覚めてしまう」
「……さすが黄金半殺しの変人だな」
「こうして抱いているのが心地良い」
「……」
「なぁ」
「ん?」
「俺ってお前にとって何なの?」
「……」
「…救い、かな」
「女神じゃねぇの」
「″俺たちの”女神はもういない」
「聖域は?」
「お前がいるから聖域を守っている」
「……」
「足りないか?」
「……」

デスマスクにキス

「……っ……」

「……何で、いつもこういう事俺にできんの……」
「嫌ならハッキリ言ってくれ」
「……」

もう一度キス

頬や首にもキス

ーだったらお前だって、救いとか濁すなよ…ハッキリ言えよ…ー
ーその言葉が俺にとって救いになるかもしんねぇのに…ー

「なぁ、知ってるか?俺といる時のお前のコスモ、いつもより澄んでて綺麗なんだ」

「……へぇ……」
「はぁ…お前が疎まれる理由がわからない。こんなにも献身的で愛おしい存在なのに……」

俺が支えてやれば、きっとこいつは光を失わない…
きっと、俺さえ…間違えなければ…

「今年の誕生日はお前にしか会ってないな。……今日はもう、帰らないでここにいてくれ」
「……」
「お前を愛したい」

返事は無かったが、デスマスクのコスモはたちまち蕩けていった

翌日

ドンドンドンドン!
「シュラー!!まだ寝てるのかー!」

バァン!

「だから声デケェんだよ!うるっせぇ!」
「ぅおっ!デスマスクッ…またお前かよ!ここに住んでんのか?!」
「俺もいる」
「あ、シュラ!治ったんだな!」
「こいつのおかげでな」
「え?デスマスク?お前らなんでそんな仲良いの」
「お前たちだって仲良いだろ?」
「え?カミュと?あ、そっかー」
ー納得した?ー
ー納得した…ー
「てか、せっかくの誕生日ずっと寝てたのか?残念だったな〜」
「そうでもないぞ、しっかり休めたしこいつのおかげで結果的には充実した1日だった」
「えー?そこ詳しく話してくれよ」
「ん〜…。秘密、かな」

愛に従順で与えれば与えるほどデスマスクは可愛いく輝いた
そんなお前の良さを伝えるべきなのに…
誰にも触れさせたくなくて、輝きを隠してしまうのは…俺のせいか…

ー終わりー

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