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そこはかとなく

そこはかとない記録
2022
06,29
トーン貼り28頁半ば到達!
本日は腰が痛すぎて作業が進まなかった\(^o^)/
座ってばかりいるから負担かかり過ぎてるのだろうけど。
バンテリン買うしかないか…

さて今日のネタはまた山羊誕用に作ったけど没にしたやつ。
しかし、没になってないやつも結局描けなかったのでどっちもどっちである(・ゝ・)
聖戦終了後、復活してから関係が進むバージョンの山羊蟹。
うちはシュラもデスマスクも似たような口調なので相変わらずどっちが喋ってるかわからんと思いますが、まぁ脳内で補完してくださいまし。
いつも漫画で描く前提なので細かい描写無いです。自分の脳内にあるので…そしてそれを文字にする能力は無い(゚∀゚`)
ーーー

磨羯宮にて
「誕生日おめでとー!」
「シュラの誕生日がくると1年の始まりって感じがするなー」アイオリア
「あれ、ケーキ1個余るな」ミロ
「あーデスマスクの分だろ、集まりにはいつも来ないし」アイオロス
「そうだっけ、いるかいないかわからんもんな」ミロ
「じゃあシュラ2個食べろよ、好きだろ?」アイオリア
「あぁ、貰っておこう」

解散

「おい、アフロディーテ」
「お前、今でもデスマスクに会うか?」

「んー…5日前くらいに会ったかな?トリノに行くって出てったよ」
「復活してからすっかり旅行趣味になったみたいで、ほとんど聖域にいないよねー」
「交通費はかからないかもしれないけど、どっからお金出てくるのかほんと謎」
「まぁ彼らしく自由にやってるよ」

巨蟹宮の方角を見やるシュラ

「自由、か」
復活後は前にも増して関わることが無くなったデスマスクがふと懐かしく気になった
残ったケーキを持って巨蟹宮に向かう

扉を開けるとソファに座って本を読んでいるデスマスクがいた

「おい、勝手に入って来んな」
「旅行に行ってるんじゃなかったのか」
「さっき帰って来たんだ」
「っていうかいる事くらいわかって来てんだろ、何の用だ」

「俺のケーキをわけてやる」
「はぁ?」
「俺の誕生日なんだよ、今日」
「へー、そうだっけ?わざわざ主役が俺様に持ってきたのかよ」
グチグチ喋りながら冷蔵庫に入れようと扉を開けた

「いらねぇよ、それお前が食え」

「俺のケーキが食えんのか」
「相変わらず傲慢な野郎だなーお前好きなんだろ?そういうの」
「そんな事、知ってたのか?」
「…ガキん時、そうだっただろ」
「そんな昔の事、覚えてるのか?」
「アフロに聞いたんだよ!」
「俺のことなんか話題になる事あるんだな」
「うっるせぇ!とにかくいらねぇ!」

「ククッ」
「何笑ってやがる」
「お前、変わってないな」

「13年間は見栄張ってサガに媚び売ってバカやってんなと思っていたが」
「今のお前は初めて会った頃のガキがそのままデカくなった感じだ」

「バカにしてんのか」
「お前がまた自由になれて、良かったなって思うんだよ」
「……」
「なんか昔から懐かない猫みたいだよな」
「すぐキーキー喚くわフラフラどっか行くわ」
「おめぇ…」

「ほら、このケーキ明日でいいから食え」
「色んなケーキ食ってきた俺が言うんだ、美味いぞ」
「何か餌与えてやってる感がすげームカつく」

デスマスク押しのけて本を覗き込むシュラ

「ちょ、おい!」
「次はフランスに行くのか?」
「……」
「土産楽しみにしてる」

ふにっ、とデスマスクの頬にキスを落とした

「?!」

「おやすみ、"ーーーーー"」
わざとらしく微笑みかけて部屋を出る

「こっのゲイ!誕生日だからってウカれてキモいことしやがって!!」

扉の向こうで喚いている声が聞こえた
「あぁ、ちょっとウカれてるな」

別に興味があったわけではないが、久々に対面した幼馴染みが相変わらずで何故かちょっと嬉しい
今年の誕生日は今までで一番気分が良い日かもしれない
ーーー

後日
「シュラ、これデスマスクから」
「あいつから?」
「トリノのお土産もらったんだけど、シュラにもわけてやれって」

袋を開けるとチョコレート

「そう言えば誕生日だったから特別に、だってさ」
「用意してたんなら自分で渡せばいいのにね」

「ハハッ、そうか」
「…可愛い奴」
こんな反応返されると本気出してみたくなってくるな

ーおわりー

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