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そこはかとなく

そこはかとない記録
2023
10,23
結局本屋まで行ってドリフターズ買ってきました(゚∀゚)b
そこそこ大きい本屋行かないと少年画報社の漫画置いてないんですよね。しかしいつ見ても全巻平積みされてるの凄いなぁ。売れてるって事か。

星矢コーナーもありましてちょうど蟹表紙のFEがあったから手に取って見たのですが、裏表紙の蟹聖衣、腕のパーツ左右同じ模様でした(笑)聖衣って時代と共に進化していきますしね!(適当)
今、上田信舟さんがダークウィングを描いてみえますが昔ペルソナ(初代)のコミカライズを描いていたのでそれは全巻揃ってます(゚∀゚)25年前くらい?まさか星矢で再び拝見するとは。

ドリフでカプモノを想像した事無かったので何があるのかシブで見てみたところ土×直がありまして、わたくしピンと来ました(・ゝ・)
あ〜わかります、今ならとてもわかります!
7巻見るとわかる。6巻までだと接点無い(時代違いの新選組ってくらい)からアレですけど。土方さんと直の初対面シーン、あれは確実に土方さんだけ恋に落ちている。
現状、土方さん敵ですがそこが良いんだよ多分。鬱に陥ってる攻めを受けが馬鹿無意識に解放していく感じは王道感あって良いと思います!(゚∀゚)b≡b

しかし7巻ではハンニバルと義経っていうcrazyなコンビが爆誕していたのでそれも描きたい。カプじゃなくて普通に。コンビ組むって展開の時これはヤバいと震えた(笑)

カプはともかく、ドリフキャラを一度描いてみたいので何かのタイミングで描くかな。直を一度ちゃんと描きたい。描きたいのが多いとワー(゚Д゚)ってなって結局描かなかったりもする。
…まぁ、パロではなくて(笑)



聖処女デスマスク。もう名前が早速神聖じゃない…(゚Д゚)ウルセー
でも名前なんて関係無いよね…心と体が清らかなら山羊も優しくしてくれるよ…(訂正:ユニコーン)
清らかじゃなかったら凶悪な角らしきものでド突かれるだけだよ…。
山羊と聖処女のバカっぽいエロ漫画ネタが、あと5秒で生まれそうです…。

聖処女チェック
「先ず、全てに於いてナチュラルであること」
(・ゝ・)b      (゚Д゚`) ←脱がされてる
                    つ⊂

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2023
10,16
季節感の無い絵になってしまった。夏と冬が混在してる感じ。所々まだ線を消し忘れている…



しかしFF4の愛のテーマを聴きながら描くと甘さ増しできる気がする(笑)エルマニだからか?
なぜコレをシュラデスで描かなかった?(゚∀゚`)もっと甘さ増し増しで描けるか?シュラデスを!
顔同じだからいけるはず!(自虐)

これも今さらですが、シュラデスでの復活設定で「シュラの目が見えないまま復活」パターンもいけなくはないんですよね…。昔も何度か考えた気がする。
コスモ使えれば目が見えない程度なら日常生活は問題無いけど、大好きなデスマスクの姿が見えないのは辛い。とにかくデスマスクに触れて匂いを感じて声を聞いてというスキンシップ過多になるやつです。色々と敏感になるのでデスマスクの外からまとってくる匂いとか、肌に触れて小さな傷を感じたり確認が多くなる。

仕事はグラード財団経由でカミュ&サガ共々シュラができる仕事に就くけど、デスマスクも普通に働く。
復活の分岐点でこの場合デスマスクは奇跡的に赤目ではなく生まれつきの姿に戻って復活している(ウチ設定)。それをシュラは見る事ができない。デスマスクが嘘を言っているとは思わないけど、自分を心配させないためにそう言ってるんじゃないかという思いが残る。
シュラに生活補助は必要ないが、安心させるためにデスマスクは毎日その日のことを話してなるべく声を聞かせたり献身的になる。

問題はこの話を描くにしてもどういう展開にするか…
ふつ〜に考えれば何かしらシュラがデスマスクを束縛していくパターンだけどそれはもう過去に描いているので、ここは蟹座の母性爆発でデスマスクがどんどんシュラを束縛していくパターンがいいかもしれない。シュラは自分がこんな状態だからデスマスクを束縛してしまっていると思うけど、デスマスクの方が気持ちが重かったっていう。1人でも大丈夫だから遊びに行って良いとデスマスクに言っても「何でそんなこと言うんだよ」と返される。結局アフロディーテが中和せねばならない(笑)
でも珍しくデスマスクがアフロディーテに反発してしまう。シュラの事は全部俺に任せろ、お前は何もしなくていい!ってなってアフロディーテは自分の出番が遅かったと危機感を感じる。シュラより言い聞かせるの難しいし厄介じゃん!って。

…しかしどうやって終わらせる…?
もうデスマスク止めれるのシュラしかいない。シュラにそれを伝えられる人選。
シュラにとっては心地良い生活だけど、外野から見るとそれじゃダメだって事。
アフロや盟では馴れ合い過ぎて伝わらない。アイオロス、リア、サガも過去のゴダゴダから当てにできなさそう。

だから…………


シャカか?(何故)


いや!シオン様!(゚Д゚)
シオン様しかいない!(゚∀゚)

2人暮らしの家に突然現れるシオン様。
アフロディーテと組んでアテナの血を与えた薔薇から作った紅茶をシュラに飲ませ、一時的に目が見えるようにする。1日程度しか効果は無いが、1ヶ月分くらい紅茶はあるのでその間にデスマスクのメンタル問題を解決してもらう!(強引)

そして最後の1杯分だけ残しておくんだよ…。
それは、どちらかが亡くなる直前のために残しておくのさ…(消費期限…)

しかしそれだけの偉大な効果があるのなら、デスマスクに飲ませた方が一発で解決するんじゃないかって思うけど(笑)身体的に効果があるのであって心には効かないって事ですね。うん、そんな感じ。

うーん…最低80頁…いや100頁…描けない見込みの方が高いけど…。

こんな感じで大渋滞しているネタが現在40万字ほどあります(゚∀゚`)
ほとんどはセリフ。ざっくり漫画4000頁分なので生きてる間に描くのは無理(笑)人生の終わりが見えてしまうこの絶望感よ…。
あと5人、暇な自分が欲しい。でもパソコンも5台必要って事か…3人に描いてもらって2人にフルタイムで働いてもらって私は家事とネームをひたすら練る…1人CLAMP結成…それは夢のまた夢…

話変わりまして、子が「亀を描いた」と見せてきたのがこんな感じの絵で噴いてしまった(゚∀゚`)



マジか…頭が無い。甲羅に顔。5歳の画力ってこんなん?と思って軽くネットで調べてみたけど年少でも普通の亀描いてたぞ!(゚Д゚)
蟹も胴体に顔だったけど蟹はまぁ普通のイラストでも胴体に顔描くデザインもあるから…

昨年描いた雪だるまも目がめっちゃあって(9個とか言ってた)見た目がエヴァのリリス(ネルフの地下に槍でぶっ刺されてる白いやつ)みたいで初見噴いてしまった。他の子の雪だるま普通なのにうちだけホラーやん。

自分はもう狙ってもこういう発想ができないからなぁ…いいよ、絵は上手けりゃ良いってものじゃないからさ(笑)
岡田あーみんさんと同じ誕生日だから才能があれば発揮しておくれ(゚∀゚`)

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2023
10,09
祭りが終わったー!(゚∀゚)
と思って書き込もうとしたら昨日からブログが障害を起こしている(゚∀゚`)
まだ画像が上げれないので祭り落書きはXの方をご確認ください…

自分は午前参加だけだけど前夜祭含め3日間はキツいですね。背中バキバキです。
パリピたちは疲労と風雨と酒で完全に仕上がってた(笑)
ひょっとこシュラとおかめデスマスクの山羊蟹舞い披露とか無駄に妄想しつつ乗り切りました(・ゝ・)b
また来年。

〜メモ〜

(・ゝ・)聖戦後、デスマスクの分まで働く俺に女神が「スモールライトは無理ですがデスマスクを小さくしてあげます」とか言ってくれた。

(・ゝ・)つ(゚∀゚)<…おい、何だこれ
デスマスクがとても小さくなった

(((;・ゝ・)))つ(゚∀゚;)
「…潰したら…すまん…」
「すまん、じゃねぇよ!俺ジ・エンドじゃねぇか!」

(;・ゝ・)つ[(゚Д゚)]ピー‼︎
「頑丈なケースに入れておこう…」
↑推しグッズを詰める透明ケース(とても硬い)

    (・ゝ・)
    つ[(゚Д゚)]⊂

ξ゚、ゝ゚・ξ「お、シュラ。アイドル(蟹)のコンサートでも行くのか?」

(・ゝ・)
つ[(゚Д゚)]⊂
「これはぬいぐるみではない、本物だ…」

ξ゚、ゝ゚・ξ「えっ」

ーーー

(・ゝ・)つ[(゚Д゚)]
「小さいは可愛い」

(´・ゝ・)つ[(゚Д゚)]ピーピー
「しかし声も小さすぎて聞こえない…」

(´・ゝ・)つ[(゚Д゚)]
「飯も食べるなら隣で食べたいよな…」

(・ゝ・)つ[(゚Д゚)]ピー!
「持ち歩くなら、やはり人形で十分だ」

(`・ゝ・)つ[(゚∀゚`)]ピィ…
「俺はお前と並んで歩きたい!」

*・゜゚・*:.。..。.:*・(゚∀゚)・*:.。. .。.:*・゜゚・*
シャラララララーン

(・ゝ・)つ(゚∀゚`)←戻った
「お前はデカくても重くても可愛い」

(・ゝ・)⊂(゚∀゚`)
「俺もお前にギュッてされたいから小さくない方がいいっぴ」

(((・ゝ・(゚∀゚`)))ぴーぴー
ぎゅうううぅぅぅぅぅぅ…

ξ゚、ゝ゚・ξ「…最高にやおい(やまなし、おちなし、いみなし)だな…」

(・∀・)おわり!

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2023
10,03

«»

唐突なリアル山羊蟹魚「座」絵が完成…したけどやっぱもう少し山羊のバランスを修正したい。蟹、巨蟹じゃないし魚も1匹ですけども。



若干の山羊蟹感は醸し出さずにいられませんでした。
自分の欲望に勝てません(´・ゝ・)
リアル山羊の瞳は怖いので丸に…普段チマ絵で描いてると言えばそうなんですが(笑)

これは背景変えてメモ帳と紙コースターとホログラムアクキーにしてみます。基本、自分用なのですがメモ帳と紙コースターは数個作るので残りは何かの時に配布しようかと。

さて11/12パラ銀36、行けそうなので申し込みました(゚∀゚)b
新作はありませんがペーパー作ります。また謎時空のW山羊蟹4コマ辺りで。
TRC久しぶりだな…行き方覚えてないくらいには…。モノレールの駅から直ぐ近くというのは覚えている。
ビッグサイトもギリギリまで最寄りが東京テレポート駅だと思っていて、電車乗ってから国際展示場駅があった事思い出しましたね…。パラ銀も数回ビッグサイトでやった事ありましたが、やっぱTRCってイメージは強い。

ご来場いただける方は新作ありませんがペーパー貰っていってくださいませ(・ゝ・)つ□
台風の次はインフルコロナの流行に左右されてきますね。何事も無く参加できるのを祈るばかり。

そして11/19星祭りピクスクのテスト開催も決まりましたが、こちらも何かしらの障害が再び起きなければ参加予定でいます。新作無しです。あってもネップリ系。
予定無ければ昼と夜に店舗行けると思いますがどうかなぁ。見かけたらお喋りどうぞ(゚∀゚)ノ

普段年中しか描かない当サークルですが、今更ながら他キャラの身長再確認したらデスマスクってイメージより低いんだな…と…(゚Д゚)
ミロやアイオリアより小さいのか…君は…(1cm)まさかのカミュと同じ(笑)
てかアフロってカミュより低いんだな…(1cm)
たかが1cm、されど1cm。
カミュと同じでもカミュより全然重い(笑)むちっとしてるからか…。
シュラと比べても2cm差にしては若干デスマスク重いですよね。シュッとした筋肉じゃなくてふくよかな筋肉多めって事で良いんですよね?(・ゝ・)

シュラに初めて抱き上げられた時、シュラも重いとは思わないんだけどなんかつい「重っ」って言ってしまいそれを聞いたデスマスクが次から遠慮して抱き上げられる時浮力つけるようになったとか。
でもシュラ的には重みがある方が抱いてる感強くて好き。浮かなくていい、と言われてもつい浮いて体重バレしたくない乙女デスマスク(∩゚∀゚)

不摂生しているわけではなくて、食べるとどんどん身になるタイプ。シュラに「パスタとピザばかり食べるからだろ」とか言われて言い返せない。シュラも言い返されると思ってたら黙り込まれたので、え?俺また(言うこと)失敗した?と焦る(・ゝ・)
イタリアンに連れて行ってもカルパッチョしか食べなくなる(笑)明らかにやつれ始めたデスマスクにシュラがパスタとピザを作って無理矢理食べさせる。
うーん、ほのぼのからちょっと湿っぽい話になってまいりました…

〜メモ〜
(゚∀゚)「…しゅき…」あれ?

(「シュラ好き」と言いたいが呂律が回らなかった)

(・ゞ・)「!!!」

(・ゞ・)…(゚∀゚`)「しゅっ…しゅき…」あぁ?言えねぇ…
(・ゞ・)…(゚∀゚`)「お前の名前言いづれぇ〜んだよ!」
(・ゞ・)…(゚∀゚`)「…しゅっ、き…」クソっ!

(((・ゞ・)))「…このクソ可愛い蟹を今すぐ瓶に閉じ込めたい…閉じ込めて持ち歩きたい…‼︎」

ヽ(・ゞ・)ノ<俺にスモールライトをくれ!!!!!!

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2023
09,12
遂に新刊が発送されたようです(゚∀゚)
明日、来る…。緊張するなぁ。



粗品本は今日でベタ終わるかと思いきやあと少し残ってしまった。明日には終わってトーン突入できるはず!相変わらずベタをやりまくると親指の付け根が痛くなる(゚∀゚`)アナログ時代からそうだったけど、まぁ繰り返せば皮も厚くなっていくであろう…。

以前…昨年くらいに年中バンドに関するメッセージをいただいて、今年くらいまた描けると思う的な返事をしましたが無理かもしれない。描けて年末か?でも次本にしたい話の原稿描いてそう。
一部ですがこんな感じで続いていく予定ではある…
あとアフロ最前のミスティネタも描きたい…もう1人24時間暇な私が欲しい…

●年中バンドの年越しライブが配信決定したネタの続き●

ー配信中ー

(゚Д゚)〜♪
※浴衣で歌うデスマスク
(∩゚∀゚)つ▽
※盛り上がってパンツ脱いで客席に投げる

Σ(・∀・)盟「⁈」
(;・∀・)「し、ししょうの使用済みパンツ…」
((;・∀・))「誰かの手に…」
((;・∀・))「ししょぉぉぉおおおお!」

盟、pc画面割る

ーその後ー

客席「いらねーよ!」〜▽

ステージにパンツ投げ戻されてシュラの頭に乗る
▽(・ゝ・)…

ーライブ後ー

(゚∀゚`)「戻ってこないつもりだったけど戻ってきたからパンツ返せ」
(・ゝ・)「もう持ってないぞ」
(゚Д゚)「え、どこやったんだよ!」
(・ゝ・)「ハケる時、客席に投げてきた」
(゚Д゚)「えー!マジかよ、誰も持ってかなきゃホールに俺様のパンツ取り残しじゃねぇかぁ〜」

(・ゝ・)…     ((((((゚∀゚)|扉

(・ゝ・)つ▽ スッ…

ξ゚、ゝ゚・ξ        Σ(・ゝ・)つ▽
「そんな事しなくても君ならパンツ何枚でも盗り放題でしょ」

(・ゞ・)「正直パンツよりも、今あいつがノーパン浴衣っていう事実の方が死ぬ程燃える」

ξ゚、ゝ゚・ξ         ((・ゞ・))ぐぐぐ…←理性で抑え込んでいる
「あ、そう…死んでもイイよ…」

●年中バンドにファンクラブができた●

(`・∀・)「師匠ぉぉぉぉおおおおお!!!!!!」
(゚∀゚)「あ?」
(`・∀・)「俺絶対に誰よりも早く申請したのに会員番号4番ってどういう事なんですかぁぁぁぁあああ!!!!」
(`・∀・)「俺より早い奴がいる事に嫉妬!嫉妬!嫉妬!」
(゚∀゚)「あー…」

(゚∀゚)σ「それな、俺らも入ってんだよ」
(゚∀゚)b「アフロ1番、俺2番、シュラ3番」

Σ(・∀・)「?!!!」
(*・∀・)「なぁ〜んだぁ〜そうだったのか〜☆」

〜この時、盟は聞かされなかった…〜

「0番城戸沙織」が存在する事を…(スポンサー様)

●年中バンド、個人SNS始めました●

(・∀・)σ≡σ「師匠の個人垢、秒でフォローー‼︎‼︎」

〜デスマスク投稿内容〜
(゚∀゚)つ今日のシュラ (・ゝ・)ドヤ顔
(゚∀゚)つ今日のシュラ ☝︎(*・ゝ・)☝︎ムカつく顔
(゚∀゚)つ今日のシュラ (・ゝ・)つ●食事中

(・∀・)「……」

(#・∀・)「師匠ぉぉぉおおお‼︎‼︎師匠のプライベート写真は?!」
(゚∀゚)「ハァ?」

ーーーー
Σ(・∀・)「そうだ!シュラさんの方に師匠のプラベ写真満載なのかもっ?!」
Σ(;・∀・)「えっ…鍵アカ?!公式って普通公開なんじゃ…?」
(((;・∀・)))「こ…これは期待できる…っ!」

申請

(;・∀・)σ□ドキドキ…


シュラ…投稿0件


(#・∀・´)「ナんのための個人開設なンすかァぁあああ?!!!」
(・ゝ・)「ハァ?」

ーーーー
(´・ゝ・)「あいつのプライベート写真?本人に言えよ、俺のアカウントだぞ」
(#・∀・)「師匠シュラさんの写真しか上げないんですもん!匂わせダダ漏れなんスよ!恋人同士アピールってやつでしょ?!」
(#・Д・)ノシ「シュラさんの写真は師匠のアカウントで全世界が満足してるんです、さぁ師匠の秘蔵写真を上げてください!何のための鍵なんですか!!」

(・ゝ・)「圧すご」

(´・ゝ・)σ□   ←何だかんだ優しい
「俺は夜しかスマホ触らないから写真とか無いぞ…」

(´・ゝ・)σ□「あぁ、動画ばかりだな…」
(・∀・)「動画?!師匠の?それでも良いっすよ!」
(´・ゝ・)σ□「いやこれは無理だろ、アカウント停止くらう」

(・∀・)「…え?」

(・∀・)「やだな〜、まさかエロい動画っすか〜?」
(´・ゝ・)σ□「………」
(((;・∀・)))「え?嘘でしょ?!それ師匠知ってるんですか?!知ってますよね?!」
(´・ゝ・)σ□「………」
(((;・∀・)))「ちょっと!何か言ってください!夜しかスマホ使わないって言いましたよね?!そういう事なんですか?!シュラさぁぁぁぁぁん!!」

(´・ゝ・)σ□「…あー…ギリでコレかぁ…」
(*・∀・)「何か見つけた?!」

ーーー

(・ゝ・)つ誰でしょう

ーふかふかの布団に包まれて前髪おりたデス写真ー

コメ欄
「誰?」
「わかんないですー」
「見たことある気がする」
「師匠ー!!!師匠師匠師匠師匠オレの師匠ぉ!!!♡」
「え?誰?弟子いるの?」
「てめぇそれいつの間に撮ってんだよ!てか公開すんな!」

ーーーーここまで。

うちのデスマスクはSNSに自分のプライベート出さないイメージ。出しても食べ物とか。でもご当地料理の紹介も結局シュラが食べてる写真になりそう。自分のSNSが恋人の写真で埋め尽くされている。
シュラはSNS投稿する概念が無くて見る専か言われて書くって感じだけど、デスマスクやアフロにプライベート出されても特に気にしない。
アフロディーテは自撮りもするし山羊蟹もバンバン表に出す。要するにフォローするならアフロディーテをフォローしとけばオッケー、という話(・∀・)b

拍手ありがとうございます(゚∀゚)ノ
解析みたいなの見に行かない限り特に通知とか来ないので気軽にご利用くださいませ!
ぽちぽち(・ゝ・)σ≡σ)∀゚)うきゅっ

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2023
09,09
実際にナヴィオと読むのか知らないのですがnavioのサンプル問題、縦読み投稿して解決…(゚∀゚)b
無料公開は20日以降かな?それより前に刷り上がってくればpixivにサンプル出しますけども!
冒頭5頁くらいですが先行ID持ちの方はよろしければどうぞ(・ゝ・)φ

これクリスタのユーザー名も丸見えなんですかね?凄く適当な名前が出てきて「誰?」ってなるかもしれませんが、私ですのでご心配なく。

さて粗品本、印刷所に出せれば色刷り、無理なら全モノクロコピー本。



↑軽くするためにグレスケにしましたが現物はトーンでやってます。
現状全ページペン入れまでは終わっていて、表紙はほぼコレで完成。ベタも残り7頁くらい。
聖衣少ないからトーン貼りも一気にいけると思うけどどうかなぁ。
急遽予定変更した漫画にしては好きな仕上がりになっています。自分的には。世間的にはどうだろう…よろしければ是非お手に取ってみてください(゚∀゚)

安易に復活設定でよく描いていますが、実際に山羊蟹を考え尽くした結果「復活しない」のが一番2人にとっての良い?結末なのではと思っております。結局原作のままが一番と言うか。

もしくは生まれ変わり。それはそれで星矢感が薄れてしまうのがアレですが。
「名前を持たない男」のその後もストックしてあるけど、それより以前に書き出した生まれ変わりネタもあって、結局長くなるので漫画化を保留にしている…(゚∀゚`)
1年くらい描き続けないと完成しなさそうな…描きたいは描きたいんですけどね。そんなのばかり。

相変わらず文字だけだとわかりにくいですが冒頭と設定を置いておきます。
少し手直ししたけど恐ろしいほどの箇条書き(笑)
冒頭は高校生活の始まりだけど、実際高校の部分は無くて大学生〜社会人パートがメインの話。
でも山羊蟹出会いの高校時代を描かないわけにはいかないだろうと思って、そうなると更に長くなるわけで、もういっそ小説にするしかレベル…小説書く能力無いけどラノベくらいには…
(´・ゝ・(゚∀゚`)出会い編欲しいよなぁ…

ーーーーー

待っていた
白い
静寂の世界で
ずっと
ずっと…?
どれくらいだろう
思うほど、長く待っていなかったかもしれない…
だから、俺が諦めた後にお前は来たのかもしれないし
待っていたのはお前の方だったのかもしれない
ただ
共に行けないことが悲しくて
離さないと言ったのに…
姿を見せないお前を憎みながら俺は白い世界を1人
歩いて行く
踏み込むたびにお前の事でいっぱいだった頭の中から次第に憎しみは薄れ
誰を待っていたのかも思い出せなくなり
眩しい光に目を閉じた

ーーー

小豆島のアテナ像を見上げるデスマスク
「今日で見納めか…」

ー香川県小豆島オリーブ公園ー

日本人の血が入っているわけでもない生粋のイタリア人らしい俺は、何故か日本の孤児院に預けられ15年間を小豆島で暮らしてきた。
高校に進学するため明日、島を離れ関東へと向かう。

結局、何も思い出せなかった

この場所に来て、眺めていると瞬間的に思い描かれる情景がある
多分俺はちょっとした霊感とか超能力を持っている
何となく先に起こる出来事を知っていたりするし
だから全く関係の無いような風景も何かメッセージが込められているのではないかと想いを巡らせてきた

ギリシャ

行ったことなど無いが、アテナ像もオリーブ園も海の景色も何もかもが初めて見るとは思えなくて
興味をそそられ島の図書館で調べられるだけのことは調べてみた
前世は何だったと思う?と聞かれれば、ギリシャにいたと思うと答えるくらい
島の人たちはこの場所が大好きなんだねと受け止めてくれていたが…

「今日も来てくれたんだね」
「あっちに行くとしばらく戻れないと思うんで」
「そうだよね…」
「また1人島を出て行ってしまうのは寂しいけど、子どもたちにとっては世界見るのも大切なこと」
「これを持って行って」
「…オリーブの、葉?」
「ハートのオリーブの葉、自分で見つけた事無い?」
「まだ」
「御守りにね、よかったら探してみたら?」
「まだ若いから色々あるだろうけど、幸せにね」
「ありがとう、ございます」

ザッ…

ー師匠ー!見てください!コレ葉っぱくっついてますよ!ー
ーハート!ハートの葉っぱ見つけちゃいましたー!ー

「ククッ…またお前か、遊んでんじゃねぇよ」

誘われるようにオリーブ園へ入る
「お」
3枚ハートの葉っぱを見つける
「意外とあるな」

これは何の記憶だろうか…

「また見つけてくれたんか、ありがとよ」
「…俺、お前がくれたの手放しちまったもんな…」
「今回はちゃんと持ってくよ」

2枚のハートの葉っぱを透かして眺める
シュラ、アフロの後ろ姿
「ごめんな、やっぱ思い出せねぇわ」

風に舞うハートのオリーブの葉
その後を追うように鳩が飛び立つ

「待ち合わせ場所、違ったみてぇだ…」
「俺、行くよ」
「またな」

羽ばたく鳩

舞い落ちるハートのオリーブの葉
「?」
海岸にいたシュラが落ちてきた葉を拾う
「何それ?」
「…葉っぱ?か?」
「ハートの形してるー」
「えー?運命の出逢いの暗示?!」
「まさか」

背後に海を見つめるデスマスクの幻
振り返ると何もいない
キラキラしている
「ハハッ、そうかも?」
「えーウラヤマー!」

羽ばたく鳩

バラ園に舞い落ちるハートの葉っぱ
それを拾うアフロ

「…オリーブ?」

女神アテナの仕込んだ運命が時を経て
オリーブの囁きと共に再び動き出す

ーーーーー

「銀髪のイタリア人男性」
グラード財団が経営する香川県小豆島の孤児院で育ったイタリア人。日本語と少しの英語しか喋れない。霊感が強く、占い師を目指している。高校のある神奈川県へ引っ越し1学年上の黒髪のスペイン人男性と出会う。同じ外国人孤児と知り、財団が管理する寮も同じで仲良くなり、大学も同じ大学を目指して後追い入学。アパートも同じところに入居した。
卒業後占い師としての腕は次第に認められ、紹介を通じて政治家や経営者たちとの太い人脈を作り上げていくことに成功する。相手の理想通りの結果が導き出せるわけではないので恨みを買うこともある。危険を感じる時はスペイン人男性が護衛を兼ねて営業に同行するようにしている。占い師名はデスマスク。
ーーーーー
「黒髪のスペイン人男性」
グラード財団が経営する長野県の孤児院で育ったスペイン人。日本語と英語、少しドイツ語が喋れる。スポーツに強い神奈川の高校に入るため引っ越してきた。スポーツ全般に長けているが剣道に力を入れていて高校時代は全国トップクラスに入っていた。大学に入ってからは剣道を辞めて空手のサークルに入る。学年は違ったが銀髪で目立つイタリア人男性を気にかけてやり、次第に仲良くなった。
卒業後は海外へ渡り修行を経て帰国後ハンバーガーショップを営み、占い師となったイタリア人男性の人脈から外交官たちがお忍びで食べに来たり大使館などへの差し入れ用を任される事もある。
ーーーーー
「金髪のスウェーデン人男性」
グラード財団が経営する岩手県の孤児院で育ったスウェーデン人。日本語しか喋れない。ずっと東北地方で暮らしていたが、夢があって関東に引っ越してきた。
ーーーーー
「黒髪の日本人少年」
イタリア人男性が小豆島のオリーブ園でよく幻を見かけた。男性の事を師匠と呼ぶ。何者かは不明。イタリア人男性が小豆島を去った後、島の孤児院に引っ越して来る。その後関東へ引っ越しイタリア人男性と出会い、占いの付き添いとハンバーガーショップの手伝いをする事になる。元々は鹿児島県にいた。
ーーーーー
聖域は存在しておりアテナや星矢たちも聖域にいる。
死亡した聖闘士たちは復活ではなく全員生まれ変わり、日本各地にあるグラード財団管理の孤児院で成長。
やがて財団管理の寮やアパートに移り高校、大学へ進学したり就職して自立していく世界観。
前世の記憶は持たないが、デスマスクとシャカのみ薄らと残っていた。
聖域に近付かないように管理されているが、ギリシャへ行くこと自体は禁止されていない。
ーーーーー
違和感の無い名前が思い付かなかったので名無しで進行します。
加仁 益邦(かに ますくに)
野岐 朱羅(やぎ しゅら)
坂那 有普朗(さかな あふろう)
とかでも良かったけどやっぱ外国人なんで…

最終的にはシュラが経営する店を中心に4人でほのぼの暮らしていくだけ。
シュラとデスマスクはシュラが海外修行へ出る前(デス大学4年生)にプロポーズして出来上がっている。
アフロディーテはシュラが店を始めた後、バイト募集で再会する。アフロの存在は初期からチラチラしていてデスもどちらかと言えばシュラよりアフロの記憶が気になっていたけど、話の後半でやっと出てくる。
お前の前には俺しかいないのに誰を見てるんだ?と見えないもう1人の存在に嫉妬してモヤり続けるシュラ。デスがアフロと出会ってしまう前にプロポーズもして手に入れたけど、やっぱ気になってしまう。
が、実際にアフロと再会すると厄が落ちるように何かスッキリする。
そんな感じの山羊蟹(・ゝ・(゚∀゚)

拍手

2023
08,27
訂正(・ゝ・)つ「俺のあいつは脱いでもピンクゴールド」

表紙…全裸でパンドラボックス背負って恥ずかしそうに体育座りしている青年デスマスクとシュラの影

(・ゝ・)b「ピンクゴールドとは、最強可愛い黄金聖闘士のこと」
(・ゝ・)「要するに、俺のデスマスクは聖衣を脱いでも最強可愛い」
(・ゝ・)「聖衣に見放されてもなんら問題無い、俺が引き取

   ゴッ!
(゚∀゚)=≡◯)・ゝ・).・:・∴ブッ

…ここまでくるとさすがにアホっぽいやおいエロ漫画に成らざるを得ない…。

〜シュラはデスマスクを開発して遂にピンクゴールドのコスモに目覚めさせる事に成功する〜(この時点で既に意味不明)

老師<◎><◎>;「いかん…!この異様なコスモはっ…!!」

しかしこれはシュラにとって悲劇の始まりであった…
コスモを燃やすとあらゆるものを魅了してしまうようになったデスマスク。
ピンクゴールドのコスモを封印させるべく、シュラは禁欲生活を余儀なくされるがデスマスクがとにかく誘惑してくる。
彼のプライドを傷付けない程度にデスマスクの誘いを我慢し、更には自分以外を誘惑しないよう愛情を注がなくてはいけない。
シュラは最後まで耐えられるのか?デスマスクは元に戻れるのか?

→ハピエンベッドシーンで終わり。
めちゃ長そう(笑)最低50頁かな?描けないけど。
ーーー
pBL事件後に非公開にした過去記事から山羊蟹ネタものだけ復活させておきました(゚∀゚)
他はほとんど友人向けに書いていた日常なのでしばらくは非公開にしておこうかな。地元バレも今更だけど。
なんとなく、昔は尾張近郊に山羊蟹好き多かった気がする。差し入れでしるこサンド頂いたし(笑)
星矢に限らず、地域別に好きなカプ調査したら傾向とかあったりするんでしょうかね〜

さてピクリエ、案の定SMS認証が来なかったので月曜返信のつもりで認証申請出しておいたら即日認証作業をしてもらえました(・ゝ・)b
ので、夜に少しイベント入場。会場内でバグるはあるけど入れないことはなかった。
一般だと生チャットみたいなのは会場全体用しか無いんですね。あと顔文字のやつくらいかな。
サークル参加してみないことにはわからなさそうだな…というのがほとんど(゚∀゚`)
スペース画像作るのが大変そう(´・ゝ・)素材を買えばいいのだろうけどケチなのでギリギリまで自力でどうにかならないか粘ってしまう(笑)時間無かったら個性皆無のスペースになるだろう…
まぁ来年の星祭りがここに決定したらその時考える!
そんなんばっかですけど!

印刷所からの表紙連絡で、網トーン重なっている部分は混色になりますが大丈夫ですかと聞かれ、大丈夫だけどなぜそんな当たり前の事を確認してくれたんだろうかと逆に不安が増す…(゚∀゚`)
そもそも網トーン重なっている部分無いのだが…網と柄やグラデはあるけど。
一瞬、3色とも全部同じ原稿出してた?とか思ったけどそれなら3枚とも同じですけどって言われるだろうしデータ見ても間違ってはいない。
最悪、何かトンデモ表紙になるかもしれないけど今は待つしか無いですね〜。

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2023
08,23
今回新刊の表紙見ていて、単色だから聖衣を何色で塗るか迷って全体のバランス的にピンクにしたんですが、純金ではないけどピンクゴールドとかあるわけですし蟹座だけピンクゴールドクロスってのも有りだなとか思いました(茹だってる)。
フルカラー漫画じゃないと再現できませんけど(笑)
教皇宮に黄金12人集結する中で蟹座だけ何か色がほんのり可愛いってやつ。
黄金なんだけど、1人だけほんのり可愛い色の着てる。

聖域入場後、他の黄金聖衣と何か色が違う事に気付いて何となく聖衣を見せたくなかったデスマスク8歳。しかしどうしても全員着ないといけない事が起きて初披露9歳くらい。

タイトル「あいつの聖衣はピンクゴールド」

表紙…子どもデスマスクがピンクゴールドクロスを着て恥ずかしそうにしている絵。シュラの影が映っている。もちろん成人要素は無い。

少しネタメモしようと思ったら結構長くなりました…
ーーー
(・ゝ・)「お前それ本当に黄金聖衣か?」
(゚皿゚´)「疑ってんのかよ!オレだって知らねぇよ!コレなんだよ!」
ξ゚、ゝ゚・ξ「ほんのりピンクいの可愛いじゃないか、私のと交換してほしいくらいだ」
(゚皿゚´)「俺だって交換できるならしてやりてぇよ!!クソ!それ本気で言ってねぇだろ!」
(・ゝ・)「女子聖闘士用じゃないのか?仮面ついてただろ」
(゚皿゚´)「うっせぇクソカプリコーン!コレしか無ぇっつってんだろ!糸みたいな目ぇ潰すぞ!」

教皇「これこれ、デスマスクの聖衣は本物だ、先代の蟹座もそうだった」
(゚皿゚´)「聞いたかクソカプコン!」
(・ゝ・)「その略し方はやめろ、訴えられる」

教皇「…どうも過去の修復の過程でそうなってしまったらしい、材料があれば再修復できるかもしれぬが…」

(゚Д゚)「?!」

(゚Д゚)ノ「材料ってどこにあるんですか?!オレ取りに行きます!」
教皇「大変だから無理はしなくても」
(゚Д゚)ノ「絶対に直したいんです!!」

(・ゝ・)…ξ゚、ゝ゚・ξ「…大丈夫かなぁ…」

〜聖衣の総修復には秘境にある希少な材料のみならず、大量の黄金聖闘士の血が必要だった〜

((´Д` ;))「…いたい…つらいっぴ…」

(・ゝ・)ξ゚_ゝ゚|   ハァハァ(´Д` ;)ぴぃ…

(・ゝ・)「まだ足しか修復できていないらしい」
ξ゚_ゝ゚・ξ「あれじゃあ無理だよ…直す前に死んじゃうよ」

               …((((´・ゝ・)

「どこ行くの」ξ゚_ゝ゚・ξ           Σ(´・ゝ・)

(´・ゝ・)「俺が余計な事を言ったせいでムキになった、かもしれない」
ξ゚_ゝ゚・ξ「元々あんな感じだ、気にしなくて大丈夫だよ」
(´・ゝ・)「材料取りくらいなら手伝えると思う」
ξ゚_ゝ゚・ξ「…」
(´・ゝ・)「俺たちの聖衣が破損した時にも使えるだろ?無駄な事じゃない」

ξ゚_ゝ゚・ξ          シャッー=≡(・ゝ・)光速

ξ゚、ゝ゚・ξ「意外だな、もっと無関心かと思ったぞ」

ー数日後ー

ξ゚、ゝ゚・ξ(・ゝ・)「教皇!!」

ξ゚、ゝ゚・ξ(・ゝ・)「蟹座聖衣用の材料を持って来ました」
教皇「お前たち、デスマスクの代わりにこんなにたくさん…」
教皇「デスマスクが回復したら続きをやろう」

ξ゚、ゝ゚・ξ(・ゝ・)「今できます!」

教皇「?」

ξ゚、ゝ゚・ξつ(・ゝ・)つ「俺たちの血を捧げます!」

ー数日後ー

(゚∀゚)つ「シオン様!もうクラクラしないです!続きをお願いします!」
教皇「デスマスク、聖衣の修復は終わったぞ」
(゚∀゚)「は?」

教皇「シュラとアフロディーテ、ついでに私とサガ、アイオロスの血を使って直した」
(゚Д゚)「エエエエエエエエーーー?!!!!」

(゚Д゚)「オレの血じゃなくても良かったんですか?!」
教皇「言ってなかったか?」
(゚皿゚´)「知ってたら最初からカプリコーン辺りを切り裂いたのに!」

教皇「……………。お礼だけは言っておくように」
(゚∀゚`)「…………ハイ」

ー双魚宮ー

(゚∀゚)「おーアフロ〜聖衣の件ありがとな〜」
ξ゚、ゝ゚・ξ「私は大した事無いけどシュラの所行ったかい?」
(゚∀゚)「行くの何か嫌だな、ムカつくこと言われそうだし」
ξ゚、ゝ゚・ξ「でも今回1番血を流したのシュラだよ、彼はそんな嫌な奴ではないぞ」
(゚∀゚`)「どうせ勢い余って自分の腕を予定より切り過ぎただけなんじゃねーの?」

ξ゚_ゝ゚・ξ。oO(それはそうかもしれないが…)

ξ゚、ゝ゚・ξ「とにかくちゃんと話してこい」
(゚∀゚`)「え〜?一緒に来てくれよ」

ー磨羯宮ー

(・ゝ・)「…デスマスク、お前もう体は大丈夫なのか?」
(゚∀゚`)「せーっかく絶好調に整えたのによぉ、お前が余計な事してくれやがって」

ξ゚_ゝ゚・ξ「…あのバカ…」

(`・ゝ・)「俺も少しは責任感じたんだ、それに今倒れられたら俺たちに負担がかかるんだぞ」
(゚∀゚`)「あーそうだな〜、迷惑かけて悪ぃーなぁ〜、俺のために無理させちゃって」

(#・ゞ・)「お前のためじゃない!聖域のためだ!聖衣の色くらいでメソメソしやがって!」
(゚皿゚´)「お前が気に触ること言うからだろうが!」

(#・ゞ・)「だから責任感じて手助けしてやったんだ!同じこと言わせるな!」
(゚皿゚´)「こっちこそ頼んでねーっつってんだろ!責任感じちゃうような嫌味なんか最初から言うな!」

ギギ…(((#・ゞ・)(゚皿゚´)))ギギ…

(((・ゝ・)))ふらぁっ (゚皿゚´)…

ドサっ↓  Σ(゚Д゚)

ξ゚_ゝ゚・ξ「あーシュラってば出血多くてまだ万全じゃないんだよ」
((゚Д゚;))「へっ?それ先に言え!」
ξ゚_ゝ゚・ξ「え?」

ー翌日ー

ξ゚、ゝ゚・ξ「それでね、デスマスクのヤツ君を担いでベッドまで運んでさ」

 (゚Д゚;)「こいつ死なねぇよな?」

ξ゚、ゝ゚・ξ「とか言ってずっと君の隣について看てたんだぞ」
(・ゝ・)「へー…」
ξ゚、ゝ゚・ξ「血になる料理だから、って食事も持って来てたんだよ」
(・ゝ・)「そうか…」
ξ゚、ゝ゚・ξ「可愛いとこあるよね」
(・ゝ・)「…そうだな…」

|(゚∀゚)
|⊂ミ パァーン! Σ(・ゝ・)ξ゚、ゝ゚・ξ

(゚∀゚)「よく考えたらお前死んでも地獄から引っ張ってくりゃいいだけだったぜ」

(゚Д゚)「ケッ!無駄に心配させやがって!回復したんならさっさと仕事しろよ!」

|ミピャッ             (・ゝ・)…ξ゚、ゝ゚・ξ…

ξ゚、ゝ゚・ξ「私、邪魔だったかな?ほんと可愛いよねー」
(・ゝ・)「あぁ…今度2人で会ってみる」
ξ゚、ゝ゚・ξ「天邪鬼な事言われてもムキにならないでよ?」
(´・ゝ・)「…努力する」

〜そして何やかんやあり山羊蟹カップルに発展〜
(山羊蟹的に1番すっ飛ばしてはいけない部分…)

〜そして死んで復活してプロポーズして指輪渡す時〜

(゚∀゚)「…おい、コレ…」
(・ゝ・)「結婚指輪と思ってくれていい」

(゚∀゚)「……」
(・ゝ・)「お前の白い指には普通のシルバーやゴールドよりもこのピンクゴールドが似合うと思っ」

ぐはー
(・ゝ((◯≡=—(゚皿゚´)「トラウマ呼び覚ますモン選んでんじゃねぇ!!!」

(#・ゞ・)「俺たち初めての共同作業だっただろ!」
(゚皿゚´)「てめぇが勝手に参戦してきただけだろうが!」

ギギ…(((#・ゞ・)(゚皿゚´)))ギギ…

…(#・ゞ・)(゚皿゚´)…

…(・ゞ・)(゚∀゚`)…

…(・ゝ・)(゚∀゚`)「…ごめんっピ…」

(´・ゝ・)「いや、俺も勝手に決めて悪かった。今度一緒に買い直そう」
(゚∀゚`)「いいって、ムカつく事もあったけど俺たちの思い出なのはそうだよな…」

(´・ゝ・(゚∀゚`)「聖衣があんな色じゃなかったら俺たち付き合ってねぇだろうし…」

(´・ゝ・(゚∀゚`)))スリスリ「お前と俺のピンクゴールド、嫌じゃねぇよ…♡」


ξ゚、ゝ゚・ξ<永久にお幸せに!!!!

ー終わりー

あ、粗品本はやっと半分ペン入れまで描きました。ちょっとペースダウン気味。残り8頁!

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2023
06,24
おめでとうございます(゚∀゚)
何だかんだで2日間、原稿やめてデス誕描きました(゚∀゚)b
良い気分転換になりましたよ…新刊原稿、未だにセリフとか「もっと良い言葉があるはず!!」って考え尽くしている日々でしたので。
pixivに2点投稿しました。よろしければどうぞ(・ゝ・)
連続投稿すると2つ目の方が検索に表示されるの遅れるのかな?何か前もそんなのがあった印象。
さて今日からまた原稿に戻ろう。


ーーーー
せっかくなので、前に書き殴ったスターウォーズ山羊蟹パロネタを貼っておきます(笑)
エピソード1〜6まで。7以降は考慮してません…
映画観たことないとわけわからんと思う。
ーーーー
swパロ
ーーー
アナキン/ベイダー シュラ
パドメ デスマスク
ルーク 盟
レイア 沙織
オビワン アフロディーテ
パルパティーン/シディアス サガ
ヨーダ 童虎
ーーー
デスマスクがパドメはありえん!と思いつつ、アナキンとパドメのとんでもない悲恋と半端ない愛情を山羊蟹で見たいというのがある。こいつぁシュラの嫉妬が凄まじいぞ。
あと盟に「俺がお前の父親だ」と言うぶっ飛んだシュラと「嘘だぁぁぁぁぁ‼︎!」と絶叫する盟を見たい(笑)
は、置いておいて…
安易にパルパティーンをサガさんにしたけど、SWの世界で聖闘士パロやると黒サガが善良聖闘士全滅させて世界乗っ取っりに成功したっていう話になるんだな。
ーーー
サガの乱から10数年、ある日シュラは恋人デスマスクが死ぬ予知夢を見てしまう。それを回避するために奔走するが、漬け込まれたサガさんに丸め込まれてダークサイドに堕ちてしまう。反乱勢力の聖闘士たちに殺されるのではとサガから聞いたシュラは幼い候補生たちを含む白銀以下の聖闘士を全滅させた。聖闘士を悪とし、デスマスクを悪から救おうとダークサイドに引き込もうとするが拒否されてしまい、アフロと共に裏切られたと誤解したシュラにデスマスクは致命傷を与えられ意識不明に。やがてシュラは聖域に攻め込んできた青銅たちも全滅させ(星矢終了、アテナの存在…)、アフロが連れ去っていったデスマスクを取り戻しに行こうとシチリアに乗り込む。
デスマスクと、彼が密かに育成していた盟を守るためにアフロディーテは噴火するエトナ山の火口でシュラと対決。シュラは怒りの感情が強過ぎてコスモのコントロールが上手くいかずアフロディーテに敗北し火口に落ちるが、命は落とさずサガに助けられて治療を受け生き延びた。
デスマスクはアフロディーテが探して保護した城戸沙織の力によって意識を取り戻すが、シュラに対する悲しみに耐えきれず体は健康であるにもかかわらず息を引き取った。デスマスクはアフロディーテにシュラに対する変わらぬ愛と、素面で殺戮を繰り返した俺とは違い、いつか心を取り戻し地上の平和のために尽くしてくれる事を信じていると伝えていた。
シュラは聖域でデスマスクの死を感じ、またサガにもデスマスクの死を告げられる。
ーーー
サガさんが極秘にデスマスクに頼んで育成していた聖闘士(盟)が密かに生き残っていて彼に追い込まれるというのは熱いかもしれん。サガさん倒すのは聖闘士の心を取り戻したシュラになるけど。サガの技に瀕死の盟を見てデスマスクの事を思い出し、盟を助けるためにコスモとか聖剣とか使わずにサガさんを素手で殴り飛ばすんですよ…リターンオブセイント(笑)でら主役やん…
盟は自分を助けて瀕死のシュラを担ぎ12宮を降りようとするが、巨蟹宮に着いた時にシュラは息を引き取る。そしてシチリアまでシュラを運び、デスマスクと同じ墓にシュラを埋葬する。
地上の平和が取り戻され、喜ぶ人々、振り向けばデスマスク、シュラ、アフロディーテ、童虎の魂が微笑んで盟を見つめていた。
ーーー

SWのエピソード6がめちゃ好きです。
バトルも終わり方もずっと気分が盛り上がったままラスト迎えるのがたまらない。
終わってしまうのかー!あー終わってしまうー!って感じが(笑)
ほんとめちゃ綺麗に終わるよね…
終わり方は違うと言うか途中で終わるけど、SWのローグワンもすごい気分盛り上がったまま終わったな。そのままエピソード4観せてくれ!!って感じで(笑)バトルが良かった。

実写星矢は全然観に行く余地が無かったので(えらい早く終わったんですね…)ディスク化したら観ようかと。バトルシーンをどう表現してるのか気になる。
大作映画しか観ないけど、バトルシーンって合う合わないありますよね。マトリックスみたいなのは全然合わなくてもどかしい(笑)普通にズドーン!バコーン!ってやってほしいタイプなので。

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2023
04,06
本日よりboothの通販受付の期間限定を解除しました(゚∀゚)b
たまに家にいないので、その時は閉店します。1〜2週間くらい。
ほとんどはイベント時のご利用だとは思いますが、今ハマって今!という方にご利用いただければと思います。

そしてTwitterも投稿しておいたついでに、だいたい同じ内容のものを。


蟹聖衣って腕パーツが左右違うから、聖衣描く間隔が開くと毎回どっちがどっちだっけ?ってなる。サイズも左右で違うけどそこまで再現できん。アニメデザインは左右同じかな。

ざっくり見てみたところ原作とセインティアは左右違う、Gはデザイン違うけど左右変えてる。冥衣は原作もアニメも左右違う、原作コマによって微妙だけど(笑)神聖衣は多分左右同じ。

ロストキャンバスのマニゴルドは左右同じに描かれていて、NDデストールも左右同じ。

これは…前聖戦時から聖衣が変形している?そう考えると、デスマスクの代で右腕の模様が欠けている、というのには何か意味があるのかも…しれない…。

と思ったけど、エピゼロのデスマスクは左右同じだった(笑)デストールと同じ。

いや、これがもし隠されたデスマスクの設定であるのならば、サガの乱の時から12宮戦までの間にデスマスクの聖衣が破損して修復された(誰が直したん)可能性がある!!(同人妄想の極み)
修復したけど血や材料が足りずパーツが小さくなって模様も欠けたとか。
それか血はあって自力で直そうとしたけど、既に邪だったので聖衣が若干拒否して元に戻せなかったとか。
自力で直そうとしたけどやっぱり難しくて、とにかくコスモ高めた血をぶっかけ続けて自己修復させたらああなったとか。
そして貧血でぶっ倒れ、やっとデスマスクが1人で何かしていた事に気付いたシュラとアフロにバレる。
もしシュラやアフロの血をもらってたら元気に修復されてそうだからそれは無いな。

いや、ラブコメ展開になってしまうがシュラから血をもらって蟹聖衣修復したら、何かもう聖衣着ける度に
「あいつと腕を組んでいる気がする…」(デスマスク談)とか
「デスマスクの考えている事が何となくわかるようになった気がする」(シュラ談)とか
「お前の右腕には俺の愛の聖剣が宿っている」(シュラ談)とか、まぁそんな感じの展開になりそうな気がしないでもない。

そして蟹聖衣に裏切られたと同時にシュラに裏切られた気にもなって、絶望感と怒りでぐちゃぐちゃになりながら死ぬ。
シュラはデスマスクから聖衣が剥がれていく感じがリアルに感じられたが実際に何が起こったのかよくわからず。何か自己解釈して紫龍戦の時に自分も聖衣を脱いで聖闘士辞めて死ぬことにする(適当)
→冥界編では凄くデスマスクが不機嫌でアフロと組む、シュラとは一言も喋らない。シュラから絡みたくても、あれよあれよと暇が無くてブチ切れアテナエクスクラメーション(躊躇無し)
→全員が嘆きの壁へ向かう時、シュラの方が先に向かったがデスマスク不在に気付きシュラと蟹聖衣がデスマスクを説得しに来る(どこ)
→説得していたアフロに代わり、ギリギリでデスマスクを納得させて壁まで連れて行く。
…ラブコメで始めたけどこれはシリアスなのか。
そもそも黄金聖衣はそうそう破損しないけど、デスマスクなら何かやらかすかもしれん。

そう考えると聖衣って血を吸う?超今更だけど。
原作通りだと黄金が普段共闘する事はほぼ無いと思いますが、万一誰かの血が聖衣に付いたら勝手に吸収してパワーアップしてしまうのか?女神の次に強力なのは多分黄金たちだよね。

シュラが勝手に蟹聖衣に血を塗って小さい傷を修復してしまうとかできるのか…(狂気)
その後デスマスクが着たらめっちゃ違和感感じそう。
「同僚が夜な夜な不法侵入して血を塗りつけていくんです…」(デスマスク談)
「同期に肩を叩かれて振り向いたら肩パーツにあいつの血がついてたんです…拭き取る前に聖衣が吸収しちゃうし…」(デスマスク談)
「最近あいつ聖衣着けずに仕事行ってる気がする」(シュラ談)
「俺の聖衣に勝手に血を捧げるの本気でやめてほしい」(デスマスク談)

よく考えたら黄金聖闘士の血って一部の人にとってはめちゃ価値あるものって事ですよね。何か聖衣以外にも効果ありそう。でも普通の人は襲撃しようにも絶対に勝てない。
デスマスクなんかはお金が欲しい時に内緒で献血して闇ルートで自分の血を売っててもおかしくないかもしれん。痛いの嫌いなくせにそこは頑張るタイプ。ただちょっと邪な血かもしれないが(笑)で、またそれもシュラにバレてめちゃ怒られる。
献血できないように定期的に腕切られて血を少し抜かれるかもしれん…(狂気)

血に限らず体液全般って思えば、うちのシュラは超健康なのでデスマスクとキスするだけでデスマスクがちょっと元気になるとか…あるかもしれん…。コスモ治癒より効果あり。

まぁそんなような事考えながら原稿してます。
漫画にできそうならまたいつか。(・ゝ・)

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2023
01,17
普通に喋るし普通に笑うのだが、何を考えているのかわからない。

感情が全く読めない。
初めて会った時からシュラはそんな男だった。


あまり関わりたくないなと思っていたが、向こうも俺には興味が無いようでほとんど会話をする事もなく月日が過ぎたある日、あの事件が起きた。


勅命により、慕っていたアイオロスを討伐してきたというのに戻って来たコイツは全く動揺していない。
ショックを受けているようでもなく、いつもと何も変わらない様子だった。
まあ、感情が読めないから内心どうなのかはわからないわけだが。
気の利いた言葉くらいかけてやろうかと思ったが、やめた。


サガが聖域を乗っ取って2年。


そんなシュラが、ふと俺を訪ねて来た。


「お前、サガには気を付けろよ」


「は?今さら?何かあったのか?」
「問題ありまくりだろ」


「サガがヤバいの今さら言う事でもねぇじゃん、特別ヤバい何かがあるのか?」
「……」


「お前こそ何しに来たんだよ、正直俺はサガよりお前の方が怖ぇわ」
「何がどう怖い」


「……だって付き合い無ぇのにいきなり来るし、言いたい事よくわかんねぇし…そもそも普段から何を考えてんのかわかんねぇじゃん」
「……」


「わざわざ忠告しに来たんなら、サガがどうヤバいのかくらい説明してくれよ」


「……あいつ、男色だろ」


「……お前、すげぇ言葉知ってんな」


「アイオロスの討伐について今さら責められた」
「あぁ……それは、難儀なことで」
「それは別にいいんだが」
「いいのかよ、指示したくせにってムカつくじゃん」


「……そう思ってくれるのか」
「俺がその立場ならムカつくってだけ、お前がいいならいいけど」


「……」
「んで?サガがアイオロス好きだったのと俺が関係あんの?」


「お前はサガに近いだろ、勅命も多いし」


「……少し、気がかりなんだ」


「だから何がだよ?俺がサガに襲われないか心配ってことか?」
「……」


「別に俺が襲われてもお前には関係無いんじゃねぇの」
「でもそんなこと嫌だろ」


「俺よりもさ、お前自分の心配しろよ、アイオロス殺しちゃったんだから」
「……それはわかっている、俺は大丈夫だ」


「何だその自信」
「……いきなり来て悪かったな、それだけだ」


シュラが去ってから、しばらく不思議な感じが残って動けなかった。
結局何を言いたかったのかよくわからないが、あいつ他人の心配とかするんだな…
しかしまぁ…サガに気を付けろとか言われたって…サガ強いし気を付けよう無ぇじゃん。


シュラの言葉を聞いてから、何となく、サガと会う時は気持ち今までより距離を取るようになった。
いくら男色でも俺なんかに手を出すかよ?アフロならわかるけどよ。
そう思った途端、ちょっとアフロディーテの事が心配になって教皇宮の帰りに双魚宮を訪ねた。


「何か用?」


「お前、シュラにサガのこと聞いただろ?大丈夫かなって、ちょっと」
「サガのこと?」


「サガが男色で、アイオロスが好きだっただのなんだの…」
「え?そうなのか?!」
「あれ?聞いてねぇの?」
「シュラから?」
「シュラから」


「そもそもシュラに最近会ってないし」
「はぁ?あいつ俺よりお前に話すべき内容だろコレは!」
「え?私ヤバいの?狙われてるの?」
「いやそこまでは知らねぇよ!ただちょっと気を付けた方が良いって話で…」


「でもアイオロスが好きだったのなら、私よりアイオリアの方がヤバいんじゃないか?似てるし」
「あぁ、そうだよな!ってサガの趣味なんか知らねぇけど!」


「でもアイオリアには言えないね、サガの事知らないから」
「シュラの奴が面倒みてるらしいからどうにかするだろ…」


ん?もしかして俺がアイオリアの隣の宮だから、何かあった時よろしくって意味だったのか?
あいつが言っていた事と繋がらないが、多分きっとそうだ、それしか考えられない。


やっと納得のいく答えが見つかり、サガへの警戒心も和らいでいった。



……のが、いけなかった



ー苦しい…重い…何でここにサガがいるんだ…ー


真昼間、巨蟹宮で眠っていた俺は圧迫感に目覚めると、毛先だけ金髪の残った黒いサガに乗っかられていた。
あぁ、中途半端が一番よくない…
白昼堂々と法衣のまま何してんだ、この人は。


「デスマスク、アイオロスはどこにいる?」
「……あんたが殺させたんでしょうが……」


「だから、死んだアイオロスはどこにいる?」
「知らねぇよ、俺は見てない!」


「この宮のどこかにいるんじゃないのか」
「殺したのは俺じゃねぇ!ここにはいねぇよ!」


「死んでないのか?」
「だから知らねぇって!シュラに聞けよ!」


「デスマスク、アイオロスに会わせてくれ」
「無理だって…!」


「お前の力で…冥界に…」


「っ…!ぐ…ぅ…」


サガが俺の目の前で拳をかざすと、脳みそが無理矢理歪められていくような苦しさに襲われていく。


俺を…操るつもり、なのか…


「や…だ…、やめろ、いや、だ…!!」



「デスマスク!!」


突然、扉が開け放たれると同時に脳を抉られるような苦しさが一気に緩んだ。


「サガっ…どけ!!」


馬鹿力なのか何なのか、いきなり現れたそいつは信じられない事に俺の上からサガを引きずり落として壁に投げ付けた。


「っぐ!!」


「……ぅえ、マジか……ヤバいだろ「大丈夫か?!」


サガの姿を確認しようとした俺の目の前に現れたのはシュラだった。


「はぇ?お前なんで……」
「何もされていないか?!」


呆気に取られている間にシュラが俺の体をペタペタ触っていく。
シュラがめっちゃ触ってくる事よりも、今まで見たことの無い必死な姿と感情を露わにした声に言葉が出なかった。


「おい、どうした…?」


どうしたもこうしたも…


「デスマスク!」


余りにも必死な姿に圧倒されていた俺は、やっとの事でシュラの胸元に手を置いて"大丈夫だから"という意味で押し除けた。


「ちょと…何かされかけたけど…大丈夫?だ…」
「っ…!もっと、早く来ることができていれば…」


何故かシュラは俺よりも辛そうに顔を歪める。


「いや、お前間に合ってるよ、そもそも何で来てくれたのかわかんねぇけど…お前のおかげで助かった」
「……そうか……だから、気を付けろと言っただろ!」


「……は?……」


今度は急に怒り出した。
こんなにコロコロ表情が変わる奴だったか?


「だって、俺は寝てたし!無理だろ!寝室に来るなんて誰が思い付くんだ!」
「俺は予測していた」
「だったら教えろよ!お前意味深な言い方しかしねぇんだもん!」
「……」


「……それは、済まなかった」
「なんだ、素直じゃん」


「……喋るのが、苦手なんだ」
「あぁ、そうだったのか」


「言いたい事を全て整理してから話に行ったはずなのに」
「お前を見ると、いつも言葉が出て来なくなる…」


「……え?俺のせい?」


「バクバクと胸が苦しくなって、顎が震えて上手く話せなくなる…」
「……俺、お前に何かトラウトでも与えてんのかな……」


「お前を避けるつもりは無かったが…」
「でも今は普通に喋れてんじゃねぇの?」


そう言う俺と目が合ったシュラは、ハッとして視線を逸らした。


「……」


「あー…悪いな、俺様なんかをそんな意識しなくても…」
「いや、お前の事が心配で、それどころではなかった」


「お前、何で俺のこと気にかけるんだよ」


「……」


「……デスマスク」
「おう」


「これからお前の事は、俺が守るから…」


「……」
「……」


「……は?」


急に何を言い出すかと思った。


「……俺様、一応これでも黄金聖闘士だぜ?」
「しかしサガには敵わないだろ」
「それはお前だって…」


そう言いながら、投げ飛ばされたサガの事を思い出して確認する。


黒に染まり掛けていた髪色はすっかり金に戻っていた。
そんなに衝撃的だったのか、まだぐったり倒れたままだ。


「いや…まぐれでもサガ投げ飛ばすってすげぇわ…ちょっと引く」
「お前のコスモが揺らいで心配のあまりだったが…正面から対峙していれば無理だっただろうな」


聖剣で斬られたわけじゃないから、そのうち起きて俺に平謝りしてくるのだろう。
ちょっと面倒くさい。


「なぁ、サガが起きるまでお前もいてくれよ」
「それは構わない、その方が良いだろう」


「お前的に?」
「……まぁ……」


「なぁ、お前って俺と仲良くなりてぇの?」
「仲良く?……仲良く、か…」


「違うのか?」
「仲良く、できるのか?」


「俺が?俺は別に来るものウェルカムだぜ?」
「……そうか……」


「でも今みたいに淡々としてるより、サガから助けてくれた時みたいに勢いある方が好きだけどな」
「……」


「思い返すとちょっと格好良かったかも、とか言っちゃって」


サガが起きるまでいて欲しいものの、テンションの低い空気が続くのは耐えられないのでヘラヘラしながらシュラの緊張を和らげさせる努力をしてみた。
なんだかんだ貴重な同期で同年代の黄金聖闘士。
嫌厭していたが、向こうが嫌っているわけではないのなら仲良くしておいた方が足しになりそうだ。
そんな事を考えながらシュラを見ていると、ふ、と微笑んできた。


ー……なんだよ、その余裕の表情……ー


直接言ってやればよかったが、不覚にもドキッとしてしまったので声にならなかった。


ー……そういや、すぐに話題変わっちまったけど、俺を守るって何なんだよ……ー


俺もまだ考えが甘かったと言うか、純粋だった。
シュラが俺に傾けてきた気持ちの意味に気付くのは、次の6月24日が来た時である。


ーおわりー

拍手

2023
01,16
「なぁ、上顎ベロで撫でるやつやって」
「あれ結構大変なんだぞ」舌小帯切れそう
「ゾワってするの癖になる」

そう言ってぽかんと口を開けるデスマスクの肩を抱きながら、舌を差し込んで上顎をなぞる。
自分から言い出したくせに、くすぐったくて逃げようとするから頭を打たないようにゆっくり押し倒して続けた。
ギュッと目を瞑って時折震えている。

ーもういい!ー

の合図で背中をドンドン叩かれた。

「お前がやれって言ったんだろ?」
「っ、な、長ぇよ!ちょっとつつくくらいでいいんだよ!」

「そんなのわからん、最初に言え」

押し倒されたまま、そっぽを向いて急に静かになった。

「……どうした」
「……」

「もういいか」
「あ、ちょ…」
「なんだ」

「…普通の、いつもよくやる、キスやって…」
「どれくらい?」

「……いっぱい」

そう呟いてから、目線だけチラッと俺を見る。

「顔、こっち向け」

頬に手を当てればスッと誘導されて瞼を閉じた。
啄むような軽いキスを唇や頬に何度も落とすと、握り拳だった掌が緩んで今度は背中に縋り付く。

少し前まで、ただの仲間だった。
それがお互い不安を抱えるようになってからふとした時に肩を寄せ合うようになって。
キスをすればもっと暖かくなって不安が拭えるんじゃないかって…
そしてこの先また、それだけでは足りなくなった時。

…知識としてはある…

俺はこいつとそこまでしたいか?
こいつに求められたらできるのか?

目尻が緩んで気持ち良さそうに俺のキスを受け入れる生意気なコイツを見てしまうと…

迷うだけ無駄な気がした。

ーおわりー

拍手

2023
01,11
「おいシュラー!お前の可愛くない彼氏が来てるぞー!」

闘技場で候補生たちの鍛錬を見ていたところにミロから声がかかった。
振り向いて辺りを見回すと、崩れかけた石柱の上に座っているデスマスクを見つける。

「今日は用事があるんだっけか?仕事?」
「いや、あいつの誕生日なんだ」
「あぁ……」
「予定よりまだ早いんだけどな」

時間まで待たせようと思ったがミロに止められた。

「いや、もう終われよ、あいつにずっと見られてやんの何か嫌だ」
「……」

「早く連れて行ってくれ」

そう言われながらデスマスクの方へと背中を押される。
本当に嫌なのか、誕生日と聞いて気を利かせたのかわからないが、予定よりも早く切り上げさせられた。

ーーー

「おい、まだ早いだろ」

石柱の元へ行き声をかけると、ふわ、と彼が舞い降りてくる。

「だって俺様暇だし」
「今日はもう終わりだ、一先ず宮に戻る」
「え?終わった?何で?」
「お前がいると嫌だからってミロに終わらされた」
「へー、気が利くじゃん」

嫌味を言われてるかもしれないのに、どこまでも前向きなこいつには感心する。
たまに、本当は凄く傷付いているんじゃないかって思えて、そんなこいつをフォローしている間に情が移って今に至るわけだ。

ふ、っと腰に腕をまわされて軽くキスをされた。

「まて、汚れているから宮に戻ってからにしろ」
「気にしないって」

「お前の服が…ほら、砂がついた」

パタパタ払い落としてやって、先に行こうとすれば腕を絡めてくる。

「だから……」

振り向いてデスマスクを見れば、別に甘えるような表情をしているわけでもないのに、腕を絡めて俺を見るその姿が無性に可愛く見えてしまう。

「……」

ため息一つついてグイっと腕を引き寄せた。

「お前ってさ」

「言うことキツいけど、やること優しいよな」
「ふーん」

「ちゃんと俺のこと好きなんだってわかる」
「良かったな」

「うん、良かった、お前で」
「……」
「……」

「……好き」

ぽつり呟かれた言葉にドクンと血が沸きたつ。
立ち止まってデスマスクの唇にチュっとキスをすれば、ふにゃっと目元を緩ませて俺を見た。

ハァ…贔屓抜きでこいつ可愛いと思うんだけどな、誰も賛同してくれない。
俺にだけ見せてくれる姿なんだろうけど。
隠しておきたい気持ちと、みんなに知ってもらいたい気持ち両方がある。

「なぁ、プレゼント何くれんの?」
「お前が欲しいもの」

「クク、もう手に入れてるし」
「……」

もう一度キスをしてデスマスクを抱き上げた。
ディナーまでまだ時間はある。

「好きなだけ俺をくれてやるよ」
「ヒヒ、最高」

すれ違う者たちの視線も気にせず、デスマスクを抱いたまま磨羯宮へ向かった。

ーおわりー

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2023
01,11
シュラは早起きなので(訂正、俺が遅い)起きると朝食が完成している。
自分の分と一緒に作るわけじゃなくて、だいたい俺が起きそうな時間に合わせて作ってくれているから、冷めてたり硬くなっている事はない。

ある朝、俺が目覚めるとシュラはまだ隣で眠っていた。

ー珍しいな…ー

着替えているから二度寝か?
そっと頭を撫でてみる。

ー……ー

ー野郎に可愛いって、こーゆーことか…ー

思わず頬にキスをしていた。

ーーー

「悪い、朝食作って無かった」

1人で起きてリビングのソファに座っていると、起きてきたシュラはドアを開くなりそう言った。

「いーよそれくらい自分でできるし、俺頼んでないし」

「何?疲れてたの?」
「……お前見てたら寝てた」
「は?」

「まぁ、いつものアレだ…」
「??」

俺の隣に座ってギュッと抱き締めてくる。

「参ったな、いつまで経っても気持ちが落ち着かない」
「?…好きってこと?」

「大・好きだ」

「ふーん」

シュラが俺にぞっこんなのはやはり嬉しい、顔が緩んでしまう。

「何だよ、誕生日だからって何か狙ってるのか?」
「いや、要らない、何も」

「これ以上与えられたらお前を失いそう」

低く鋭く響いた言葉が俺の胸を打つ。

「お前さぁ…」

「もう聖戦は終わったんだよ」

シュラの背中に腕を回して抱き返す。

「俺たちが奪ったものは山ほどあって忘れる気は無ぇけど、それを引きずり過ぎるのは忠誠を誓ったあのお嬢さんが嫌がるだろ」

「俺は女神なんてもうどーでもいいけど、俺が沈んでる時はお前がそう言うじゃねぇか」
「あぁ…」

「まぁわかってるよな、つい言っちまうんだよ」

ヒョイ、と肩を押してシュラの顔を見れば、いつもの鋭い視線を和らげて微笑んだ。

「クク、俺たちの悪い癖だ」

そう言って俺にキスをする。

「ん…」

俺からも仕返してやった。

「ちゅ」

「なぁ、デス」
「うん」

「お前がいてくれるだけで本当にもう何もいらないんだ」

「ハハ、一緒。お前がいりゃ金も困らねぇし」
「ククッ、どうしようもないな」

クスクス笑いながら、どんだけするんだよってくらい唇を重ね合わせる。

「俺、すげぇ"ーーーー"」

「…うん、俺も」

ーお前に出逢えたことだけは、神に感謝するー

ーおわりー

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2022
11,13

«引き糸»

前のPCがいきなり壊れた時に救出したデータを探してUSBを漁ったところ、2013年8月18日のスパコミ大阪で配布したチラシの文が残ってました(゚∀゚)b
出したの覚えてたけど内容覚えてなくて、チラシも残ってないし…という状況だったので見つかってスッキリ。今と文の書き方が違って変な感じですね。10年前だしなぁ。

あとこのタイトル、本当はこの文章用じゃないと思う…。何か内容合ってないし、この頃考えてたネタに「婚活と言うか良縁求めてデスマスクがシュラ誘って日本各地の縁結び神社巡りをする」というのがあってそっち用のタイトルだったんじゃないかなぁ…で、オチは「縁結び神社の旅を繰り返すうちに2人が結ばれてしまった」というベタな感じのやつ(笑)
お守り買ったり、おみくじに一喜一憂したり、やけに丁寧にお参りするデスマスクを見てるうちにだんだん「こいつ可愛いな」と思えてきて最初は乗り気じゃなかったけど旅に誘われるのが待ち遠しくなるシュラ。ある日、都合がつかなくて断ったらデスマスクがアフロと出かけて何か悔しいシュラ。
デスマスクはデスマスクで、シュラって素っ気ないけど何で俺に付き合ってくれるんだろ、とか途中で急に思い始めて何か気になっていく。ずっと縁結びのお守りなんて興味無しで手にしなかったのに、ある日いきなりシュラも一緒に購入して「え?何で?その気になった?好きな奴でもできた?」と悶々し始める。何で俺こんなモヤモヤすんの?先を越されたくないから?
名物みたいだし、と縁結びのおしるこをシュラが注文して、半分お前にやるとか言われて、きっとこいつは何も考えてないんだろうけど何で俺に半分寄越したの…とか意識しちゃう蟹。

京都に行ってバス待ちしてる時にワーっと思いついた話ですが、とても長くなりそうで手が出せなかった(笑)いい感じに胸キュンラブになりそうなのにね…いつか描けるかな…?

というわけで、前置きがどえらい長くなりましたが…昔のスパコミ配布を残しておきます(゚∀゚)ノ

ーーーーーー

『引き糸』 シュラ×デスマスク

「俺たちもそろそろイイ歳だし、身を固める準備を始めてもいいと思うわけよ」

世俗とはかけ離れたギリシャの聖域にて、俺たちはひっそりと暮らしていた。世界の平和を守るため、アテナ神に仕える闘士として生まれ名も捨て、暮らしている。世界の平和を守るためにしていることのほとんどは人助けやボランティアなんかではなく、争いや暴動をいち早く鎮めるための殺戮にすぎないのだが。
アテナ神殿へと続く道を守るため、天上の黄道十二宮になぞらえられ守護を置く十二の宮。そこを守護するのはアテナ神に仕える闘士の中でも最高位に就く十二人の黄金聖闘士であった。

「で、具体的にどうするんだ?」

十二宮のうち第十宮にあたる磨羯宮の居住区にて、主である山羊座のシュラが俺の呟きに気のない返事を返してきた。歳が同じシュラとは、聖域に来た頃からの付き合いだ。特に気が合うわけではないものの、付き合いの長さや聖域での事件を共に乗り越えてきた仲であった。色々と気兼ねなく話せる数少ない相手の一人である。ここ最近は勅命も少なく、居間でテーブルを挟み、何をするでもなく二人で近状を話していた。

俺たちは神に仕え世界の平和を守る闘士である。自分たちの両親や一般世間に暮らす人々のように、誰かと恋愛をして支え合ったり伴侶を得て家庭を築くなどという生き方は、名を捨てたと同時に捨ててきた。俺も聖闘士なのだ。この宮の主と同じ黄金聖闘士、蟹座のデスマスクという名の。死ぬつもりなんてないが、いつ死ぬともわからない。身を固める準備などと呟いたところで果たされないこととはわかっていたのだが…少し前まで立て続けに下された勅命に、少し疲れが出てしまったのかもしれない。

シュラは疲れないのだろうか?…疲れないだろうな、疲れたとしてもそれを見せるような男ではない。彼が持つ秘儀、エクスカリバーのように鋭く研ぎ澄まされた空気を纏い、俺とそんなに変わらないはずなのに姿勢が良くてすらりと高い身長。俺より瞳なんか小さいはずなのに、切れ長で睫毛も豊富だから顔立ちがはっきりしている。そして黒髪が全体を引き締めていた。
あぁ…聖闘士なんかじゃなかったらどうせモテモテなんだろうなぁ。カッコいいなぁ…悔しいけど。
そんなことを考えながらずっと呆けていた俺に、シュラは怪訝な顔を向ける。

「おい…疲れているのか?」

あぁ、何で分かってしまうんだろうなぁ、この男は。

「…暇なら帰って寝たらどうだ」
「あ?…ああ、別に疲れてはいないが…」

思い出したかのようにテーブルに置いていたカップを手に取り口元に運んだ。残っていたコーヒーの残りを確認するため一瞬視線を落とした時、飲もうとしていた手が止まる。年齢のわりに不自然な白銀髪、色素が抜け落ちたかのような病的に白い肌、瞳はシュラよりか大きいはずなのに睫毛が少なく薄いせいで冴えない目元。何よりどうしてこうなったのか、赤い瞳。そんな俺の姿がカップの中で揺れていた。

生まれた時、俺の容姿はもっと違った。白金髪に健康的な肌、睫毛は元々少なかったかもしれないがキラリと銀の星色をした瞳が輝いていた。それらは黄金聖闘士の資格を得て聖域に入った間もない頃、鍛錬の途中に起きた事故により失われてしまったわけだが。こんな俺は聖闘士ではなくてもモテることはないだろう。容姿だけの話ではなく、自分の内面に対して色々と自信を失っているからだ。俺が誇れるのは黄金聖闘士に上り詰めることができた圧倒的な力だけなのだ。

打ち消すようにコーヒーを飲み込んだ。カップを再びテーブルに戻すと、ずっと俺を見ていたシュラと目が合う。

「あー…話の途中だったな…」
「お前が振ったくせにな。まぁ、よくあることだが」

少し沈んだ気持ちを正してシュラに向き合うと、いつもの口ぶりでお喋りを再開する。

「俺さ、こんな見た目だろ?ナンパとか努力してとかで伴侶見付けたりするのって結構無謀なことだと思うんだよ」
「見た目の問題なんて最初だけだろ。結局はお互いの努力でどうにかなると思うが」
「その最初のきっかけすら掴めなかったら何も始まらないだろうよ~!」

言いながらソファの背もたれに上体をドカッと預けた。同じようにシュラも伸びた背筋をソファの背に預け、沈み込む。

「…今更恋人が欲しくなってきたのか」

「…別に…」

切れ長でハッキリした視線が真っすぐ俺を定めている。

「そりゃぁ、本気で家庭持ちたいとか思ってねーよ…」

何もかも捨てて、ここにきた。この世に生まれて数年しか経っていないような子供だったが、何も知らず聖闘士になる道を選んだわけではない。生まれた家、家族、故郷、そして世間一般的なその先に見える未来、全てを捨てて未知の世界へと俺は進んだんだ。

「まぁ…なれるものならなってみるのも面白いんじゃないか?」
「ん?」
「家庭持ちの黄金聖闘士、第一号にでも」

ふ、とシュラは視線を外し軽く笑った。

「…なったところで何処に住むんだよ。十二宮は無理だろ」
「無理だな」

「じゃあやっぱり無理だ」
「一緒に住む必要があるのか?」

「お前なぁ…一緒に住まなかったら結婚する意味無いだろ!」
「フッ…そうか!」

それでは無理だな!と笑い合う。そうだ、俺は子孫を残したいという意味で伴侶を得たいわけではない。結局はそう…誰かに寄り添っていてほしいのだろう。

「寂しいのか?」

少し笑みを残した顔のシュラが再び俺を真っすぐ見ていた。

「寂しい?…の、かもな…」

斜め上に視線を泳がせながら自然とこぼれた言葉にシュラは少し沈黙した。どうしたんだ?とシュラに目をやると、シュラは沈めていた身体を起こして俺の膝に手を伸ばし、バシッと軽く叩いた。

「…お前…かなり疲れているだろう?やはり今日はもう宮に戻れ。そして寝ろ」
「何だよ帰れ帰れってー」

「素直すぎる。気持ち悪い」
「はあ?お前、気持ち悪いは無いだろ!」

俺も上体を起こすと、膝に乗るシュラの手をペッぺ!と引っぺがす。確かにあんなこと考えるくらいなのだから、疲れているのだろうけれども。

…そう、疲れている。

疲れているんだ。

確かに俺は自分の宮に帰って休みを取ればいい。
だけど、疲れているんだ…

ふ、とシュラと目が合う。

「疲れ過ぎて戻れないというのなら、そこで寝ろ」

いつもよりほんの少しだけ、柔らかい声が響いた。

返事の代わりに俺は再びソファへ沈み込む。シュラはそんな俺を見て軽く笑みを浮かべると、飲み干したカップを手に取り流し場へ片付けに行った。

軽く瞼を閉じる。意識しなくても感じるシュラの気配。

このまま俺が本当に眠ったとしても、シュラは俺を置いてどこかへ出かけるなんてこともなく、近くも無く、遠くも無く、その気配を俺の傍に残してくれるのだろう。お互い、この聖域に来た頃からの長い付き合いだ。言葉にしなくても通じてしまう何かが出来上がっていたりする。恥ずかしいことに。ああ、カッコいいのにもったいないな、こんな俺のために。

ふと、何か柔らかいものが俺にかけられた。瞼を開けて何されたか目の当たりにすると、俺だってそれこそ気持ち悪いから目撃しようとはしない。

この男の前で伴侶が欲しいだの話してしまう理由に、俺はずっと気付かないふりをし続けている。

ーおわりー

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